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当院について

設立

はじめに

 どうぶつ病院の診察時間がすぎた後,ペットのようすに異常が見られたとき,きちんと診療してくれる施設が近くにあったら,どんなにか心強いでしょう。  全国にどうぶつ病院はたくさんありますが,夜間-深夜に毎日休まず対応してくれる施設はそんなに多くはないようです。しかし,夜間の救急疾患に対する医療施設が地域ごとに必要なことは,獣医師はもちろん,どうぶつと暮らす人々ならどなたでも感じることです。


「深夜の救急疾患に応えたい」と集まった獣医師たち

 そのような思いから,平成12年12月25日のクリスマスに,神奈川県獣医師会中央支部会員有志が,夜間救急動物医療センター Night Emergency Animal Medical Center; NEAMeC(ニーメック)を神奈川県平塚市に設立しました。当初の会員病院は30病院からなり,平成21年9月現在は,35病院(平塚市,秦野市,伊勢原市,大磯町,二宮町,小田原市,茅ヶ崎市)で構成されるまでに至りました。
 夜間救急動物医療センターの役割は,どうぶつと暮らすご家族にとっては,深夜・早朝でも主治医を気遣うことなく,臨床経験豊富な獣医師に診察をゆだねることができ,そこでの治療内容が直ちに主治医病院に連絡されることにあります。個人病院による運営ではなく,地域の獣医師たちによる共同病院であることも安心・信頼につながるものと思っております。


「ペットは家族の一員」 ご家族は悔いのない治療を受けさせたいと願う

 今後も,どうぶつと暮らすご家族が安心できるような地域医療を目指し,会員病院でがんばっていきたいと思いますのでよろしくご支援をお願い申し上げます。